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第11回CGMサッカー中四国大会
広島県尾道市のこざかなくんスポーツパークびんご競技場にて「第11回CGMサッカー中四国大会」を開催しました。
炎天下での開催でしたが、暑さも吹き飛びそうな手に汗握る熱戦が繰り広げられました。
戦争がなくなれば「平和」になると言う人がいますが、「人と人との争いや互いに憎む心」をなくさない限り平和は訪れません。「互いに敬い、慈しみ、許し、互いを尊重する人と人との真の平和を成し遂げなければならない」というCGM創設者である総会長牧師の言葉を再確認し、「平和をつくり出す人になろう!」と開会式で誓いました。
男性は中四国地域の4チームに加え、東京から1チームが参加しました。東京のLUX SCは、「関東大会とは違った雰囲気の中で新たな気づきや学びを得たいと思い参加した。学びだけではなく、心身ともにリフレッシュし、楽しめた」と話していました。
女性も中四国大会では今回初めてチーム対抗戦を開催し、中四国地域の5チームが参加しました。
男性は、総当たり戦の後、3位決定戦、決勝戦を行いました。決勝はLUX SC(東京)チーム対L&R(愛媛)が熱戦を繰り広げ、1-3でL&R(愛媛)が優勝の栄冠に輝きました。
女性は総当たり戦の末、勝ち点等の点数で順位をつけ、僅差でSun Rise(岡山)が優勝しました。
女性で優勝したSun Rise(岡山)は、「経験者は多くなかったが、試合の直前に平和サッカーについて皆でもう一度学んだ。鷲の翼の形にフォーメーションを組んで一つになってシュートを決めるという基本に忠実に実践していたらシュートが決まった。サッカーだけではなく自分の生活や人生にも生かせる教訓を得た」と話していました。
男性で優勝したL&R(愛媛)は、「総当たり戦の際に1-3で負けを喫した相手との対戦で、実力的には勝てるとは思えなかったが、チームで一つになり、初めて大会に参加した人たちも試合中に神様がいるなら……と祈ったことで答えてくださったようだ」と話していました。
今回も大会前日には、選手たちに電子形式で平和サッカーに関連したメッセージカードが配られました。ある選手は、なかなかシュートが決まらない時に、メッセージカードに「心配するな。神様にゆだねなさい」と書かれていたことを思い出し、心配を振り切った時にシュートが決まったとうれしそうに話していました。
チームの垣根を超えて応援し合う場面も見られました。特にPeace Star(広島)のメンバーが中心となって、一つになってお互いに応援したり、互いに平和に仲良くするサッカーを意識したりしたことで「一体感があって楽しい」といった声が参加者から多く聞かれました。Peace Star(広島)は自分のチームだけではなく全体に向けて積極的にアクションをし続け、大会運営に配慮した行いをしていた姿が評価され、平和賞を受賞しました。
キッズサッカーは今までで一番多くの人数が参加しました。「平和にするためにはどうすればいいか?」という問いかけに、「仲良くすること」と参加した子どもたち自身が答えていて、みんながゴールを決められるように、と配慮しながら試合を進行しました。炎天の下、顔を真っ赤にしながらも大人顔負けのプレーが続出し、目いっぱいサッカーを通して神様に栄光を帰しました。
今大会より運営に専念して動くスタッフチームを立ち上げました。CGMの大会自体が初参加であり、かつサッカーの経験がないスタッフもいましたが、祈りながら真心を込めて準備し大会に臨みました。それぞれの持ち味を生かして臨機応変にうまく対応し、大きなけが人や病人を出すことなく、前回の中四国大会よりスムーズに大会を運営できたと思います。
さらにレベルを上げて大会を運営し、中四国サッカー大会は続けて愛と平和を成して神様に栄光を帰していきます。