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第三回 20240525CGMサッカー関東大会 Ⅱ
2024年5月25日(土)大宮けんぽグラウンドにて「第3回CGMサッカー関東大会」が開催されました。
これまでCGMキリスト教福音宣教会では2000年代の初めからヨーロッパを中心とした世界各国でスポーツを通した平和活動を行なってきました。
2週間前には男性マスターズ・女性・キッズの3部門で大会を開催し、今大会と合わせて延べ1,200人の参加者が集まりました。
そして今回の「男性関東大会」では、関東地方以外に仙台、静岡、名古屋、関西連合チームが地方から集結し、総勢約500人の参加者が大会に参加しました。最高気温は26度、心地よい風が吹く晴天の中での開催となりました。
開会式では、CGMキリスト教福音宣教会日本事務局長の松村より、Jリーグ発足の前から始まった30年以上続く当宣教会の「平和サッカー」の理念を確認し、聖書の教えである「神様を愛し、隣人を愛する」ことをコートの中でも実践すべく、味方・相手・審判の三つのチームがお互いに高め合う貴重な仲間、大切な相手だと思って一つになる平和サッカーの実現を目指すという激励のメッセージで開幕しました。
今大会は全24チームが出場し、レベル別に平和リーグ(上級)、栄光リーグ(中級)、愛リーグ(初級)、希望リーグ(初級)の4リーグに分かれて各リーグで予選を行い、順位決定戦を行いました。
4リーグ中2リーグの優勝決定戦がPK戦となり、最後まで白熱した接戦となりました。
各リーグの優勝チームは、平和リーグ:RE:PERCH、栄光リーグ:FC.Sol、愛リーグ:VISION相模大野、希望リーグ:VISION府中となりました。
今大会で印象的だったチームの一つが栄光リーグ優勝チームの仙台から来たFC.Solです。チームとして「ポジティブに考えよう」というテーマを掲げて出場し、逆境の中でもチーム全体がポジティブな考えと声かけをしていました。最後、決勝戦でも相手をリスペクトしながら、PK戦で勝利し、見事リーグ優勝しました。
また、試合の合間に選手の方々にインタビューをし、平和サッカーに対する思いを聞かせていただきました。感銘を受ける言葉ばかりでしたが、その中からいくつかの言葉を紹介します。
「聖書にある<敵を愛する>という精神も大切にしているのですが、牧師先生からサッカーのためのサッカーをするのではなく、人生のためのサッカーをするのだと教えてもらいました。世の中を平和にしていくためのサッカーを願われているので本当に挑戦しがいがあります。」
「コートの中で一つ一つのプレーと向き合って自分自身を変化させて、コートを離れたら終わりではなく、生活の中でも各自の環境で平和をつくり出すことができる人材になることを目指しています。」
「サッカーは芸術だとも教えてもらいました。敵も味方も皆で一つになって見ている人を感動させるような一つの芸術作品を作る思いで行なっています。」
選手たちの一言一言に込められた真実で素直な思いを感じました。
平和の理念に基づきお互いを尊敬し合いプレーした結果、どのリーグも大きなけが人が出ることなく、大会は無事に終了しました。
成人男性の持つパワーやスピード、情熱を持ってコートでプレーをしながらも相手を思いやるというのは簡単なことではないと思います。しかし、大会を通じて、平和サッカーの理念に賛同し参加した選手たちのプレーはとても美しく、まさに一つの作品のようでした。
「愛すれば平和が来る」を胸に、フィールドを離れてもそれぞれの場所で続けて平和をつくり出そうとする選手たちの思いが神様に届くことを願って、続けて愛と平和の精神でサッカーを通じて平和を実現していけるように大会を作っていきます。