キリスト教福音宣教会|Christian Gospel Mission

20241116 CGMバレーボール中四国大会

2024年11月16日、広島市にある南区スポーツセンターでCGMバレーボール中四国大会を開催しました。

岡山、広島、愛媛、徳島から男性5チーム、女性4チームが参加し、選手、スタッフ、応援などを合わせて100人ほどが集まりました。

今回の大会でも「愛すれば平和が来る」というメインテーマのもと、それぞれのチームが準備し大会に臨みました。

開会式では、「自分を愛するように隣人を愛そう」という聖書の言葉のとおりに、互いを尊重し平和を成していこうというメッセージを確認し、活気に満ちあふれる大会となるよう心を新たにしました。

試合は男女とも総当たり戦を行い、総当たり戦の勝ち点に従って女性は順位決定戦、男性は決勝戦に進むという方式で行いました。

総当たり戦の段階から、逆転に逆転を重ねるような手に汗握る展開や、長いラリーの末に得点を決めるなど、白熱した試合が続きました。

特に女性は13歳~60歳まで、男性も10代~50代と幅広い年齢層の方々が、共にコートに立って一つのチームとして戦いました。世代を超えて味のあるプレーを通してお互いをいっそう尊敬し合う機会となりました。また、子どもたちは、ボールをつなぐ練習をし試合に臨みましたが、お互いに位置を確認し合いながら、共に行うバレーの楽しさを実感する大会となりました。

女性は接戦によりわずかな得点差で徳島の1LIMと広島のPeaceStarが決勝に進み、PeaceStarが優勝の栄冠を手にしました。PeaceStarは、山口や鳥取など遠方在住のため練習に十分に参加できないメンバーも、近くの公園で個人練習をするなど、各自の持ち場で最大限準備して大会に臨みました。本番では、「ボールを命と捉えて絶対に落とさないバレー」、「自分の力が足りない時は味方を信頼し頼る勇気を持つ」という二つを目標として掲げ、目標どおりのバレーができたと語ってくれました。各自が個性に合ったポジションについて実力を存分に発揮できたことも加わり、勝利を呼び寄せることができたのではないかと語ってくれました。

男性は、広島PeaceStarが実力を均等に分け2チームを編成して大会に参加し、広島チーム同士の決勝戦となりました。一つになり互いを支えるというチームの目標を掲げ、連動する動きの練習を重ねたことが功を奏し、自分たちらしいプレーができたと誇らしげにしていました。

負けたチームも、それぞれ今後の課題が見えたといった声も聞かれました。

男性はボールの威力が強く、サーブやスパイクをカットすることは簡単ではありません。しかし挑戦し続ければだんだんとボールが取れるようになり、恐れずに挑戦する姿勢が大事であることを学びました。また強いボールほどリラックスしたらうまく取れるように、大変な時こそ落ち着いて対処することの重要性も感じられました。このように得点につながらずに苦労したことを通しても、プレーを積み重ねるプロセスの中に多くの学びがあったとの声が数多くありました。

男性の決勝戦ではチームの垣根を超えて応援し、選手だけでなく参加したすべての人たちが一つになって、互いを励まし、応援し合う時間となりました。

今大会はIPVA(国際平和バレーボール協会)の活動の一環でもあり、IPVAの世界共通のメダルを準備しました。

他にも審査員特別賞やMIP(Most impressive Player)といった賞も設けられ各チーム満遍なくメダルが行き渡ることとなりました。

また、メダルを逃したチームにも、ボールなどの賞品が贈られることとなり、勝ったチームの選手からも負けたチームの選手からもさらなる高みを目指して鍛錬し、次回のバレーボール大会でぜひ会いましょう! といった声が数多く聞かれました。

審判や運営スタッフ、メディカルスタッフもそれぞれの役割を話し合いながら互いに協力することによって、けが人もなく、大会を問題なく安全に終えることができました。

サッカー大会と合わせて、味の違うバレーボール大会を通しても互いの親睦を深め、いっそう平和を成し遂げていけるよう、スタッフ、選手、参加者一同、力を尽くして参ります。

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