写真展『千の岩を立てる ― 天に届く岩の造景群』イベントレポート
公開日:2025年12月15日 カテゴリ:レポート/インタビュー

韓国・忠清南道錦山郡にある月明洞(ウォルミョンドン)に築かれた、巨大な岩の造景群。そのスケールと思想を紹介する写真展『千の岩を立てる ― 天に届く岩の造景群』が2025年11月15日〜11月17日に世界で初めて開催され、約430名が来場しました。本記事では、その様子を主催者インタビューと合わせてお届けします。
月明洞という“自然の聖殿”

専門ガイドによる解説付き鑑賞を実施しました。月明洞の地域的特性や構造的な特徴を手がかりに、構造物としての魅力を紐解きつつ、わずか35年余りでここまで大きく変化した理由を、代表作「野心作」(全長約240メートル・高さ約50メートルに及ぶ岩の造景作品)の開発過程を通して紹介しました。

建築の専門教育を受けていない一人の牧師が、五度の崩壊を乗り越えてなぜこれほど多くの石を立て続けられたのかという問いに迫り、開発の根本精神を示しながら、来場者一人ひとりの生き方へと繋がる専門ガイドのメッセージに参加者は深く頷きながら耳を傾けていました。
迫力のあるパノラマ写真や映像を通して、実際に現地に訪れて直接見てみたいという声も聞かれました。
森林ガイドによる体験型トークイベント
四万十川の源流域にある限界集落を拠点に自然ガイドやツアー企画に携わる船越友記郎さんを講師に迎え、「視点」をテーマにしたショートレクチャーを実施。自然を通して「このようにこうだ」と学べるプロセスや専門家の立場から月明洞がいかに希少な地域かについても語っていただきました。

その後、近隣の公園へ移動し、野外ワークショップを行いました。目を閉じて耳を澄ますと小鳥のさえずりや、風で葉がこすれ合う音が立ち上がり、万物の神秘に気づかされます。

視点の変化を促す“お助けツール”として、参加者一人ひとりに異なるメッセージが書かれたオリジナル格言カードを配布。

参加者からは、「当たり前に見ていた自然や自分自身への見方が変わり、自分の存在価値をひしひしと感じるようになった」との声が寄せられました。
主催者インタビュー
発案から約1年の歳月を経て開催された『千の岩を立てる ― 天に届く岩の造景群』。主催者に、企画に込めた思いやこだわりを聞きました。
[主催者紹介]HANA
美術大学卒。インテリアデザイナーとして活動し、設計事例は複数のメディアに掲載。高校2年生から教会に通い聖書を学ぶ。初めて月明洞を訪れたことを契機に建築やものづくりへの関心が深まり、仕事の知見を広げる中で月明洞の価値理解をさらに深めていった。現在は、その魅力を広く伝える活動に注力している。
―― なぜ今、『千の岩を立てた造景群』を写真で公開しようと思ったのですか?
現在は、先が見えづらく不確実性が高い時代的な背景も相まって、将来に対して不安感が募り、明るい未来を描くことが容易ではないひと時を過ごしていると認識しています。それでも社会をより良い方向に進めようと努力している友人たちの存在やニュースやSNSを通じて活動する方々の存在に力を受けます。今回の写真展では、前代未聞の岩の造景である「野心作」が出来上がるまでの過程を通して、挑戦する人の背中を押し、また困難や限界に直面している人が力を受け取れる場をつくりたいと思いました。目標に向かって諦めない姿勢が、この時代を生きる一人ひとりへのメッセージになればと願っています。
―― 作品セレクトのこだわりは?
タイトルにある「千の岩を立てる」――最後までやり抜く、五転六起の精神をコンセプトに、岩の造景作品「野心作」を軸に展示構成を組みました。月明洞の作品群は広範で多面的な紹介が可能なため、何を核心に据えるか定まるまで約半年の歳月がかかりました。世界初公開となる「野心作」の最大判写真を目玉として配置しました。
―― 来場者にどんな変化が起きたら成功だと感じますか?
世代を超えて、自身が今向き合っている課題の答えに出会い、行動する意欲がさらに高まったり、今の取り組みを最後までやり抜こうと思える心の燃料になれば嬉しいです。また、今回の企画をきっかけに現地を訪れたいと感じる方が増えることも願っています。
―― 今後の展望を教えてください。
関西方面での開催希望をいただいており、来年は東京に加えて関西でも開催したいと考えています。詩の展示や、写真の鑑賞と対話を組み合わせた対話型鑑賞プログラムにも挑戦したいです。将来的には芸術大国であるイタリア、パリ、ニューヨークでも写真展を開き、月明洞の芸術性を広く紹介していきたいです。人智を超えた造景に刻まれた教訓や知恵、芸術性は、専門家にとっても興味深く、研究対象となるのではないかと感じています。単にきれいな写真を並べて終わりではなく、建築家や専門家とのネットワークを広げながら、この造景群の美しさや深い魅力を世代や国籍を問わず広く発信していきたいと考えています。
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イベント概要
| タイトル | 写真展『千の岩を立てる ― 天に届く岩の造景群』 |
| 開催期間 | 2025年11月15日(土)〜11月17日(月) |
| 会場 | OZstudio 渋谷東(東京都渋谷区東1-25-5 フィルパーク渋谷東3F) |
| チケット | 写真展(一般) 850円 写真展+専門ガイド解説 1,000円 写真展+森林ガイド体験型トーク 1,250円 |
| 主催 | 月明芸術会 |
| 後援 | キリスト教福音宣教会 |
| 展示 | 壁面作品11点+関連資料・書籍など計40点予定 |
参考リンク
写真展特設サイト:https://sennoiwa2025.studio.site/
月明洞 公式紹介サイト:https://wolmyeongdong.com/
インスタグラム:@maa_wolmyeongdong
取材日:[2025年11月16日]/ 文・写真:CGM広報編集部
本記事の内容は取材日時点の情報に基づきます。最新の情報は公式サイト・特設サイトをご確認ください。
20250524 第15回CGMサッカー関東大会
2025年5月24日(土)さいたま市の大宮けんぽグラウンドにて「第15回CGMサッカー関東大会」の男性・女性大会を開催しました。関東地域を中心に仙台、名古屋、大阪からもチームを迎え、約1000人が参加し熱戦を繰り広げました。直前までの天気の傾向や予報では、酷暑または雨天が心配される状況でしたが、結局当日は曇天かつ風が強く吹いて涼しい気候コンディションの中で大会を無事行うことができました。
キリスト教福音宣教会の宮内と大会委員長の小道からの開会の挨拶にて、それぞれCGMサッカーのテーマ「愛すれば平和が来る」という精神についての説明がありました。参加者全員が、この大会を通して自分自身を「勝利を目指す」だけではなく、「平和をつくり出せる人」としてつくり、肉体も鍛え、心、精神も鍛錬しながら平和な世界をつくっていこうと、目的を明確にして大会をスタートしました。
男性大会は、技術レベルに合わせて「平和リーグ」「愛リーグ」)の2リーグに分かれて23チームが参加し、リーグ戦と順位決定戦を開催しました。
試合結果は、一部優勝がTokyo Blaze A、二部優勝がLOVE&PEACEアルパとなりました。またノーファウルで最後まで平和なプレーを実践したFC. ONE、RE:PERCH Glory、TSUKUBA SHION F.Cに平和賞が贈られました。
女性大会も、男性同様、技術レベルに合わせ「平和リーグ」「愛リーグ」の2リーグに分け、計17チームが参加し、リーグ戦と順位決定戦を開催しました。
試合結果ですが、平和リーグでは、CARATが見事優勝を手にし2連覇となりました。準優勝は初めて決勝進出したtRiumpH。愛リーグでは、Wingsが優勝、Felsenが準優勝となりました。また平和賞は、VORTEX Diamond、FC. Sol、VORTEX Sapphire、FC pieace、tRiumpHに贈られました。
最後に、今大会を通して発展の成果を見せたことや新たに実施したことの中から特筆すべき点を三つ挙げます。
一つ、毎年各地域で参加者数が増加する傾向にあり、一大会として過去最大の人数となる1000人が参加する大会となりました。
二つ、女性大会は、参加者数の増加に加え、技術レベルの向上も踏まえて、今回から初めて8人制を採用しました。
三つ、初の試みとして各選手に「平和スタンプ」を実施しました。目的は、選手チェックを受けたという証し、および、平和を刻印することで、プレー中にも平和という単語を思い出せるきっかけにすることでした。平和的な大会を創出する一助となりました。
今秋の関東大会には、再び海外チーム(韓国、台湾など)の参加も予定されており、既に準備が始まっています。引き続き、サッカー大会を通しての人間的な成長を皆で目指しながら、実践を通して平和な世界の実現を着実に成し遂げていきたいと思います。
20250607 第14回CGMサッカー関東大会
2025年6月7日(土)毎回お世話になっているさいたま市の大宮けんぽグラウンドにて「第14回CGMサッカー関東大会」の男性マスターズ・キッズ大会を開催しました。
6月とは思えない暑さの当日でしたが、梅雨の合間で心配された雨もなく、最後まで晴天のもと熱戦を繰り広げました。
キリスト教福音宣教会が提唱する平和サッカーのテーマ「愛すれば平和がくる」という精神のもと、誰一人諦めることなく最後まで走り、そしてグランドのあちこちで、敵味方関係なくほめたたえる声が響き渡りました。
男性マスターズは、ソサイチルールの8人制ルールにて実施しました。マスターズも三回目となったため戦術的にも各チーム磨かれてきており、あっと驚くテクニックやゴールに応援する子供達が驚く様子も見られました。
試合結果は、RE:PERCH(横浜)が2回目の優勝、2位はVision(東京都八王子市)となりました。また大会中ほとんどファールがなく、相手をも愛する平和な精神でプレイしたSumlead(千葉)、Tokyo Blaze(東京都文京区)が平和賞を受賞しました。
キッズ大会は未就学の子供から、小学年高学年まで多くの子供たちが参加してくれました。暑い天候の中、途中で水を浴びたりとサッカー以外も楽しむ笑顔が見られました。また、ポジティブな言葉が至る所で聞こえ、初めてプレイするお友達とも、すぐ息のあったプレイを披露し一体となっていました。
閉会式では、大会スポンサーの株式会社Cri-Kai様より賞品のお米が提供され、また多くのチーム、選手が表彰されお互いの健闘を皆で讃えあう素晴らしい平和が成されました。
次回は秋に大会開催を予定しています。愛することで世界を平和にするためサッカーのみならず多くのことに挑戦していきますのでよろしくお願い致します。
20241130 CGMバレーボール関西大会
2024年11月30日、兵庫県西宮市にある浜甲子園体育館でCGMバレーボール関西大会(女性の部)を開催しました。今回は午前中、2時間のみのコンパクトな大会となりました。
地域チームとして大阪2チーム(LLC PEACE、ONE VC)、神戸1チーム(HEARTS KOBE)が参加し、加えてあと1チームは地域を超えた混合チーム(KANSAI SENBATSU)を結成し、計4チーム(スタッフ含め総勢67人が参加)でリーグ戦を行い、順位を決定しました。

開会式では、チョン・ミョンソク牧師が教えてくださった説教の中から、「人は心で生きていく。心を治め、磨きなさい」の内容をもとに大会委員長が挨拶をしました。
「心を治め、良い声掛けをすること」「心配せず、疑わずに神様に委ねること」「良くない考えを自らすぐに断ち切ること」「心を尽くし、大胆にプレーすること」「柔和な心で行うこと」など、心に関する具体的なメッセージを聞き、実際のプレーに活かして戦おうと皆が心を新たにして試合に入りました。

初戦から緊迫し熱のこもった試合展開が続きました。優勝したKANSAI SENBATSUと3位になったLLC PEACEの試合、同じくKANSAI SENBATSUと2位になったONE VCの試合はいずれもデュースにもつれ込む大接戦となりました。プレッシャーの掛かる展開の中で、選手たちは心を治め、強くする実践をしました。また、今大会では勝利を得られなかったHEARTS KOBEは、最後まで諦めずに1点を取るたびに大きく喜びを表現しました。

大会後の選手コメントをいくつか紹介します。
「精神で勝ち切れたことが良かった」「短い時間だったが、たくさんの悟りがあり心・考え・精神が磨かれた」「ボールをつなげようというテーマを皆が意識したからこそ、長いラリーも多く、得点できた時は本当にうれしかったし、負けた試合も最後まで諦めず1点差まで詰められたのが良かった」「チームの一人一人がボールに向かう精神が実践に表れていて、失敗したとしてもそれが良い失敗、次につながる失敗だったことに力を受けた!」など、精神的な収穫を実感した選手が多く見られました。
今年2024年の関西大会はこれで締めくくりますが、大会という交流の場を通して多くの成長が見られました。特に大阪、京都、神戸から集まる参加者たちは、普段から親しい仲間が多い中でも、スポーツ大会を通して真剣に勝利を目指し、互いに切磋琢磨(せっさたくま)し、鍛錬する機会となりました。
来年も続けてより大きく開催しながら、普段教会で学んだことを体で実践し、さらに多くの実を実らせるCGMスポーツ大会にしていきたいと思います。

20241116 CGMバレーボール中四国大会
2024年11月16日、広島市にある南区スポーツセンターでCGMバレーボール中四国大会を開催しました。
岡山、広島、愛媛、徳島から男性5チーム、女性4チームが参加し、選手、スタッフ、応援などを合わせて100人ほどが集まりました。
今回の大会でも「愛すれば平和が来る」というメインテーマのもと、それぞれのチームが準備し大会に臨みました。
開会式では、「自分を愛するように隣人を愛そう」という聖書の言葉のとおりに、互いを尊重し平和を成していこうというメッセージを確認し、活気に満ちあふれる大会となるよう心を新たにしました。

試合は男女とも総当たり戦を行い、総当たり戦の勝ち点に従って女性は順位決定戦、男性は決勝戦に進むという方式で行いました。
総当たり戦の段階から、逆転に逆転を重ねるような手に汗握る展開や、長いラリーの末に得点を決めるなど、白熱した試合が続きました。
特に女性は13歳~60歳まで、男性も10代~50代と幅広い年齢層の方々が、共にコートに立って一つのチームとして戦いました。世代を超えて味のあるプレーを通してお互いをいっそう尊敬し合う機会となりました。また、子どもたちは、ボールをつなぐ練習をし試合に臨みましたが、お互いに位置を確認し合いながら、共に行うバレーの楽しさを実感する大会となりました。

女性は接戦によりわずかな得点差で徳島の1LIMと広島のPeaceStarが決勝に進み、PeaceStarが優勝の栄冠を手にしました。PeaceStarは、山口や鳥取など遠方在住のため練習に十分に参加できないメンバーも、近くの公園で個人練習をするなど、各自の持ち場で最大限準備して大会に臨みました。本番では、「ボールを命と捉えて絶対に落とさないバレー」、「自分の力が足りない時は味方を信頼し頼る勇気を持つ」という二つを目標として掲げ、目標どおりのバレーができたと語ってくれました。各自が個性に合ったポジションについて実力を存分に発揮できたことも加わり、勝利を呼び寄せることができたのではないかと語ってくれました。

男性は、広島PeaceStarが実力を均等に分け2チームを編成して大会に参加し、広島チーム同士の決勝戦となりました。一つになり互いを支えるというチームの目標を掲げ、連動する動きの練習を重ねたことが功を奏し、自分たちらしいプレーができたと誇らしげにしていました。

負けたチームも、それぞれ今後の課題が見えたといった声も聞かれました。
男性はボールの威力が強く、サーブやスパイクをカットすることは簡単ではありません。しかし挑戦し続ければだんだんとボールが取れるようになり、恐れずに挑戦する姿勢が大事であることを学びました。また強いボールほどリラックスしたらうまく取れるように、大変な時こそ落ち着いて対処することの重要性も感じられました。このように得点につながらずに苦労したことを通しても、プレーを積み重ねるプロセスの中に多くの学びがあったとの声が数多くありました。
男性の決勝戦ではチームの垣根を超えて応援し、選手だけでなく参加したすべての人たちが一つになって、互いを励まし、応援し合う時間となりました。

今大会はIPVA(国際平和バレーボール協会)の活動の一環でもあり、IPVAの世界共通のメダルを準備しました。
他にも審査員特別賞やMIP(Most impressive Player)といった賞も設けられ各チーム満遍なくメダルが行き渡ることとなりました。
また、メダルを逃したチームにも、ボールなどの賞品が贈られることとなり、勝ったチームの選手からも負けたチームの選手からもさらなる高みを目指して鍛錬し、次回のバレーボール大会でぜひ会いましょう! といった声が数多く聞かれました。

審判や運営スタッフ、メディカルスタッフもそれぞれの役割を話し合いながら互いに協力することによって、けが人もなく、大会を問題なく安全に終えることができました。
サッカー大会と合わせて、味の違うバレーボール大会を通しても互いの親睦を深め、いっそう平和を成し遂げていけるよう、スタッフ、選手、参加者一同、力を尽くして参ります。

20241123 CGMサッカー関東大会(女性・マスターズ)
2024年11月23日(土)さいたま市の大宮けんぽグラウンドにて「第13回CGMサッカー関東大会」の男性マスターズ・女性・キッズ大会を開催しました。素晴らしい天候のもと、今大会は韓国、台湾、モンゴルからも参加し、約900人が参加し熱戦を繰り広げました。
キリスト教福音宣教会の宮内と、韓国ゲストからの開会の挨拶にて、CGMサッカーのテーマ「愛すれば平和がくる」という精神について話し、参加者全員が、この大会を通して自分自身を「平和を作りだせる人」として磨くこと、サッカーを通して平和な世界を作っていこうという思いを一つにして大会をスタートしました。
男性マスターズは、ソサイチルールの8人制ルールにて実施しました。久しぶりにサッカーをする方から日々サッカーを営む方まで幅広く参加しましたが、全選手が最後まで笑顔で走り切る姿が印象的でした。お子さんたちが応援する姿も目立ち、一層選手たちが張り切る姿も見られました。
試合結果は、ファミリアが優勝、2位はVisionとなりました。またノーファウルで最後まで平和なプレイを実践したTokyo Blazeに平和賞が送られました。
女性大会は海外からの2チームを含んだ過去最多の20チームが参加しました。今大会も技量に合わせた2リーグに分かれてリーグ戦と順位決定戦を開催しました。海外チームを応援する応援団も自然に発生し、大声援で力を与える姿に、「愛すれば平和が来る」味方を褒める肯定的な声、そして男性たちも入り混じっての大応援団の声援も後押しになり、自信と笑顔をもってプレーしていた様子が印象的でした。
試合結果ですが、平和リーグでは、前回準優勝だった名古屋から参加したCARATが見事初優勝を手にしました。準優勝は初めて決勝進出したshionチーム。愛リーグでは、高校生が躍動したダンデライオンJrが優勝、クルーズNewが準優勝となりました。
キッズコートでは、小学生以下の子供たち100人余りが参加しサッカーの試合やレクリエーションに参加しました。
未就学の子供たちは様々に体を動かすレクリエーションを楽しみ、所狭しと笑顔で走り回っていました。サッカーでは学年に分かれてゲームを行いました。お互いを褒めあう言葉がコートの至る所で聞こえ、仲間も相手をもリスペクトする姿を、神様もきっと喜ばれているだろうなと感じるひと時でした。
そして大会のフィナーレを飾る日本代表と海外代表との女性のエキシビジョンマッチが行われました。大会の全ての参加者の応援を背に受けて、両チーム最後までゴールを奪い合う白熱した展開になりました。全員が全員を熱く応援し、励まし、会場の全員が笑顔で過ごしたこのフィナーレは、愛することで世界平和が実現する、ということを一層確信する時間となりました。
今大会の海外招聘体験により、来年以降は一層国際的な大会を目指していきたいとスタッフ一同、新しいビジョンを描いています。 来年もCGMではサッカーをはじめとした、各種スポーツ大会を各地で開催していきますのでよろしくお願い致します。
20241012CGMサッカー関東大会(男性)
2024年10月12日(土)大宮けんぽグラウンドにて「第12回CGMサッカー関東大会」が開催されました。
今回は関東地方以外に仙台、静岡、名古屋などからもチームが参加し、総勢600人を超える参加者が集結しました。
そして、韓国からもチームを招待し、CGMサッカー大会史上初となる国際大会となりました。
当日は爽やかな秋晴れとなり、青空の下での開催となりました。
開会式では、中学生の選手が初めての司会を務め、選手としてのみならず大会運営にも尽力する姿が印象的でした。
大会委員長より、CGMサッカーの目的は「平和」であることを再確認しつつ、味方・相手・審判が一つとなり和睦を成して、皆で作る大会にしたいという思いと、笑顔を忘れずに相手に力を与えるという思いでするプレーを期待しているという激励のメッセージが送られました。
今大会は全23チームが出場し、レベル別に平和リーグ(中上級)、愛リーグ(初級)の二つのリーグに分かれました。各リーグで予選を行なった後に、順位決定戦を行いました。
平和リーグの優勝はLUX SC チーム1、準優勝はTokyo Blaze愛リーグの優勝はFC MINE、準優勝はVISON 三鷹でした。
上位リーグで見事優勝したLUX SC チーム1は、ユニホームが真っ黒になるほど最後まで諦めずに走り続け、勝利をつかみました。
LUX SC チーム1は、愛と平和を成すためには、まずは自分自身も仲間も、家族や兄弟のように愛することが大切だと考え「マイファミリー」というテーマを掲げて大会に臨んでいました。
キャプテンの西村選手によると、チーム構成としては社会人が多いため、全員で直接集まる時間がなかなか持てなかったそうです。しかし、朝や夜の時間を有効活用しミーティングを重ね、キャプテン自らメンバー一人一人と対話をし、「マイファミリー」としてお互いの思いを分かち合って準備してきたそうです。
学生時代からサッカー経験のある西村選手は、平和サッカーに出会いご自身の変化も感じていました。「これまでは勝敗重視のサッカーを経験してきたが、平和サッカーは『味方』『相手』『審判』この三つのチームで力を合わせてプレーしているという認識を持つようになり、神様の願われているプレーを実践したいと思うようになった。平和サッカーを体現するための挑戦をする中で、グラウンドだけでなく日常生活の考え方も変化した」と話してくれました。
他にも、名古屋のFC Gloryの井上選手がキャプテンをサポートする立場としてされていたのが印象的でした。
FC Gloryは、温厚な性格の選手が多く、受け身になっていたことから「強い精神を持って攻めの姿勢を持つこと」をテーマに掲げていました。
井上選手は「テーマを踏まえて、メンバーそれぞれが自分の役割を明確にして、プレーできるように意識して声をかけている。自身としてもチームをまとめる経験を通して自分が挑戦する機会になっている。
これまでは目立たないポジションでプレーすることが多かったが、今大会でチームをまとめる位置で自分の個性が生かされるところに置かれた時に新しい自分に出会うことができると感じた。牧師先生は『サッカーを通して人生の生き方を学びなさい』と教えてくださる。
サッカーの技術を得るという表面的なことではなく、生活の中でも続けて成長できるエッセンスがたくさん詰まっている平和サッカーだと感じる」とご自身の変化も感じながら平和サッカーへの思いを語ってくれました。
また、最も平和サッカーを体現したチームとして平和リーグではWingsアルパとLove&Peace、愛リーグではVISION府中&相模大野とフォルティスΩの4チームに平和賞が贈られました。
プレー中に相手チームの選手とぶつかってしまった際、相手の手を取り、体を起こしてあげながら自己紹介をしてお互いを尊重し合う姿もありました。このような実践が見ている人の心をつかみ、神様も喜ばれていたのではないかと感じます。
そして今大会のけが人は、大会史上最も少ない人数でした。
選手、審判、大会運営スタッフ、応援の皆さんが、相手、味方関係なくお互いを思いやり、称賛し、認め合う姿がとても輝いていて、大会に関わるすべての方々の平和に対する思いが現れた大会となりました。
今後もCGMでは、身体の傷も心の傷も生まない、思いやりのあるフェアプレーで行う平和サッカーを通して、この地に愛と平和を実現することを目指し活動していきます。
第11回CGMサッカー中四国大会
広島県尾道市のこざかなくんスポーツパークびんご競技場にて「第11回CGMサッカー中四国大会」を開催しました。
炎天下での開催でしたが、暑さも吹き飛びそうな手に汗握る熱戦が繰り広げられました。
戦争がなくなれば「平和」になると言う人がいますが、「人と人との争いや互いに憎む心」をなくさない限り平和は訪れません。「互いに敬い、慈しみ、許し、互いを尊重する人と人との真の平和を成し遂げなければならない」というCGM創設者である総会長牧師の言葉を再確認し、「平和をつくり出す人になろう!」と開会式で誓いました。

男性は中四国地域の4チームに加え、東京から1チームが参加しました。東京のLUX SCは、「関東大会とは違った雰囲気の中で新たな気づきや学びを得たいと思い参加した。学びだけではなく、心身ともにリフレッシュし、楽しめた」と話していました。
女性も中四国大会では今回初めてチーム対抗戦を開催し、中四国地域の5チームが参加しました。

男性は、総当たり戦の後、3位決定戦、決勝戦を行いました。決勝はLUX SC(東京)チーム対L&R(愛媛)が熱戦を繰り広げ、1-3でL&R(愛媛)が優勝の栄冠に輝きました。
女性は総当たり戦の末、勝ち点等の点数で順位をつけ、僅差でSun Rise(岡山)が優勝しました。
女性で優勝したSun Rise(岡山)は、「経験者は多くなかったが、試合の直前に平和サッカーについて皆でもう一度学んだ。鷲の翼の形にフォーメーションを組んで一つになってシュートを決めるという基本に忠実に実践していたらシュートが決まった。サッカーだけではなく自分の生活や人生にも生かせる教訓を得た」と話していました。
男性で優勝したL&R(愛媛)は、「総当たり戦の際に1-3で負けを喫した相手との対戦で、実力的には勝てるとは思えなかったが、チームで一つになり、初めて大会に参加した人たちも試合中に神様がいるなら……と祈ったことで答えてくださったようだ」と話していました。

今回も大会前日には、選手たちに電子形式で平和サッカーに関連したメッセージカードが配られました。ある選手は、なかなかシュートが決まらない時に、メッセージカードに「心配するな。神様にゆだねなさい」と書かれていたことを思い出し、心配を振り切った時にシュートが決まったとうれしそうに話していました。

チームの垣根を超えて応援し合う場面も見られました。特にPeace Star(広島)のメンバーが中心となって、一つになってお互いに応援したり、互いに平和に仲良くするサッカーを意識したりしたことで「一体感があって楽しい」といった声が参加者から多く聞かれました。Peace Star(広島)は自分のチームだけではなく全体に向けて積極的にアクションをし続け、大会運営に配慮した行いをしていた姿が評価され、平和賞を受賞しました。

キッズサッカーは今までで一番多くの人数が参加しました。「平和にするためにはどうすればいいか?」という問いかけに、「仲良くすること」と参加した子どもたち自身が答えていて、みんながゴールを決められるように、と配慮しながら試合を進行しました。炎天の下、顔を真っ赤にしながらも大人顔負けのプレーが続出し、目いっぱいサッカーを通して神様に栄光を帰しました。

今大会より運営に専念して動くスタッフチームを立ち上げました。CGMの大会自体が初参加であり、かつサッカーの経験がないスタッフもいましたが、祈りながら真心を込めて準備し大会に臨みました。それぞれの持ち味を生かして臨機応変にうまく対応し、大きなけが人や病人を出すことなく、前回の中四国大会よりスムーズに大会を運営できたと思います。
さらにレベルを上げて大会を運営し、中四国サッカー大会は続けて愛と平和を成して神様に栄光を帰していきます。

第2回CGMサッカー九州大会
2024年5月25日(土)佐賀県のSAGAサンライズパークにて「第2回CGMサッカー九州大会」が開催されました。
平和サッカーをコンセプトにしながら、男性は5チームでのリーグ戦、女性と小学生以下の子どもたちは交流戦を行い、約100人が参加するようになりました。
当日は天候に恵まれ晴天でしたが、風も吹いていたため心地よくプレーすることができました。
開会式ではローズファイヤーチャーチ副牧師の浅川が、聖書の聖句を引用しながら「心を天国につくること」について話し、当宣教会の「平和サッカー」の理念を改めて確認してから大会が開幕するようになりました。
男性では福岡県から参加した「カメリア」が優勝しました。カメリアはチームとして「一人にさせない」というテーマを掲げて出場し、互いに支え合う意識でチーム一丸となってプレーしている姿が印象的でした。
大会として医療スタッフも準備していましたが、幸い大きなけが人が出ることはなく神様が共にし守ってくださいました。
「平和サッカー」というコンセプトを下に、九州各地から人が集まり、全力でプレーしながらも試合後には相手チームのことも褒めたたえる姿はとても美しく、神様がご覧になっても喜ばれたのではないかと思います。
争いの絶えない世の中でも神様が願う愛と平和の世界の実現を目指して、続けて大会を作っていきます。
第三回 20240525CGMサッカー関東大会 Ⅱ
2024年5月25日(土)大宮けんぽグラウンドにて「第3回CGMサッカー関東大会」が開催されました。
これまでCGMキリスト教福音宣教会では2000年代の初めからヨーロッパを中心とした世界各国でスポーツを通した平和活動を行なってきました。
2週間前には男性マスターズ・女性・キッズの3部門で大会を開催し、今大会と合わせて延べ1,200人の参加者が集まりました。
そして今回の「男性関東大会」では、関東地方以外に仙台、静岡、名古屋、関西連合チームが地方から集結し、総勢約500人の参加者が大会に参加しました。最高気温は26度、心地よい風が吹く晴天の中での開催となりました。
開会式では、CGMキリスト教福音宣教会日本事務局長の松村より、Jリーグ発足の前から始まった30年以上続く当宣教会の「平和サッカー」の理念を確認し、聖書の教えである「神様を愛し、隣人を愛する」ことをコートの中でも実践すべく、味方・相手・審判の三つのチームがお互いに高め合う貴重な仲間、大切な相手だと思って一つになる平和サッカーの実現を目指すという激励のメッセージで開幕しました。
今大会は全24チームが出場し、レベル別に平和リーグ(上級)、栄光リーグ(中級)、愛リーグ(初級)、希望リーグ(初級)の4リーグに分かれて各リーグで予選を行い、順位決定戦を行いました。
4リーグ中2リーグの優勝決定戦がPK戦となり、最後まで白熱した接戦となりました。
各リーグの優勝チームは、平和リーグ:RE:PERCH、栄光リーグ:FC.Sol、愛リーグ:VISION相模大野、希望リーグ:VISION府中となりました。
今大会で印象的だったチームの一つが栄光リーグ優勝チームの仙台から来たFC.Solです。チームとして「ポジティブに考えよう」というテーマを掲げて出場し、逆境の中でもチーム全体がポジティブな考えと声かけをしていました。最後、決勝戦でも相手をリスペクトしながら、PK戦で勝利し、見事リーグ優勝しました。
また、試合の合間に選手の方々にインタビューをし、平和サッカーに対する思いを聞かせていただきました。感銘を受ける言葉ばかりでしたが、その中からいくつかの言葉を紹介します。
「聖書にある<敵を愛する>という精神も大切にしているのですが、牧師先生からサッカーのためのサッカーをするのではなく、人生のためのサッカーをするのだと教えてもらいました。世の中を平和にしていくためのサッカーを願われているので本当に挑戦しがいがあります。」
「コートの中で一つ一つのプレーと向き合って自分自身を変化させて、コートを離れたら終わりではなく、生活の中でも各自の環境で平和をつくり出すことができる人材になることを目指しています。」
「サッカーは芸術だとも教えてもらいました。敵も味方も皆で一つになって見ている人を感動させるような一つの芸術作品を作る思いで行なっています。」
選手たちの一言一言に込められた真実で素直な思いを感じました。
平和の理念に基づきお互いを尊敬し合いプレーした結果、どのリーグも大きなけが人が出ることなく、大会は無事に終了しました。
成人男性の持つパワーやスピード、情熱を持ってコートでプレーをしながらも相手を思いやるというのは簡単なことではないと思います。しかし、大会を通じて、平和サッカーの理念に賛同し参加した選手たちのプレーはとても美しく、まさに一つの作品のようでした。
「愛すれば平和が来る」を胸に、フィールドを離れてもそれぞれの場所で続けて平和をつくり出そうとする選手たちの思いが神様に届くことを願って、続けて愛と平和の精神でサッカーを通じて平和を実現していけるように大会を作っていきます。
第三回 20240511CGMサッカー関東大会 Ⅰ
2024年5月11日(土)さいたま市の大宮けんぽグラウンドにて「第3回CGMサッカー関東大会」の男性マスターズ・女性・キッズ部門の大会を開催しました。今回は日程を2回に分け、5月25日(土)の後半日程では男性大会を行います。当日は春の陽気がとても気持ち良い天候の下、約700人が参加し熱戦を繰り広げました。
開会式では、キリスト教福音宣教会日本事務局長の松村の挨拶にて、CGMサッカーのテーマでもある「愛すれば平和がくる」という精神と、CGMの創立者鄭明析牧師が提唱する平和サッカーの理念について話し、参加者全員が、対戦相手をも愛し、かつ一緒に大会を作る仲間として尊重する「平和」が成される大会にすることを目指しました。
男性マスターズは今回新たに創設したリーグとなりますが、いつも教会や家庭を支えてくださっている40代のパパさんたちをメインとした8チームが集まりました。頭で考えている動きと体の動きは一致しない部分もあったようですが、その表情は自身たちが最前線でサッカーをしていた頃の表情そのままで、笑顔がはじけていました。青春を取り戻したような熱気と、円熟味を増したからこそのメンタリティーで最初から最後まで平和が成されていました。お子さんたちが普段とは違うパパたちを一生懸命応援する姿もとても感動的でした。
試合結果は、最後まで諦めず走りぬいたRE:PERCHが優勝、2位はクルーズとなりました。またノーファウルで最後まで栄光を帰す姿が輝いていたLOVE&PEACEに平和賞が送られました。
女性大会は過去最多の16チームが集まり、自身たちの技量に合わせた2リーグに分かれてリーグ戦と順位決定戦を行いました。最近CGMの各教会では女性サッカーが盛んになっており、大会を重ねるごとに試合のレベルが著しく向上していることに驚きを隠せません。あるチームは、試合後相手ベンチに挨拶に行った際に、「感謝! 感謝! ありがとう!」と応援団から声援を受け、本当にこの場に愛と平和が成されていることを実感するとともに、大きく感動を受けたそうです。味方を褒める肯定的な声、そして男性たちも入り混じっての大応援団の声援も後押しになり、自信と笑顔をもってプレーしていた様子が印象的でした。
試合結果ですが、平和リーグでは、RE:PERCHがなんと大会3連覇の偉業を達成しました。準優勝は名古屋方面から遠征してきたCARAT。愛リーグでは、Fortisが優勝、HEROが準優勝となりました。また、ノーファウルで平和サッカーを体現した、VORTEXとダンデライオン1が平和賞を受賞しました。
キッズコートでは、小学生以下の子供たち100人余りが参加しサッカーの試合やレクリエーションに参加しました。
サッカーでは学年に分かれてゲームを行いました。風が強い中でも力強くプレーをし、試合以外の時間もずっと走り回る元気な姿が見られました。ゴールを決めると「神様、感謝します!」と栄光を帰す声が聞かれたり、判定に異を唱える子がいた時も「審判に従おう!」とチームメイトが諭したりする面もありました。大人たちが見てもとても愛らしく、神様も子供たちをかわいらしく思って栄光を受けられたのではないかと感じる時間でした。
レクリエーションでは水鉄砲、長縄、お菓子取りゲームなどが大人気! 近くにいる大人はびしょぬれになるまで水鉄砲で狙われていました笑。青空の下、疲れ知らずに走り回る子供たちの姿はみんな笑顔にあふれ、平和を象徴していました。
今年もCGMではサッカーをはじめとした、各種スポーツ大会を各地で開催し、スポーツを通して愛と平和の精神を広げていきます。
20240506CGMサッカー中四国大会の報告
2024年5月6日(月)、今治市大三島の多田羅スポーツ公園サッカー場にて「CGMサッカー中四国大会」を開催しました。
男性は岡山県、広島県、愛媛県、徳島県から各1チーム、女性は地域混合の4チーム、加えて応援や運営スタッフたち総勢約90人が参加しました。
大会テーマは「自ら行い、新しく変化」。参加者一人一人が本大会に積極的に参加することで、自分を新しく変化させる機会にしようという決心が込められました。
当日は、元々メイストームとも予報されていた悪天候。当日朝の段階でも終日の雨予報でした。大会が中止となってしまうのではないかと多くの参加者が気をもむ中、雨が弱そうな午前の間に時間短縮して開催することとなりました。
結果、今回の大会において、神様が見せてくださった一番の奇跡は天候のしるしでした。
大雨を覚悟して傘やカッパ、防寒着などを用意して会場に集まった参加者たちの心配とは裏腹に、開会式が始まる頃には雨具が必要ないほどの小雨になり、大会中は雲の間から時折青空も見えるほどでした。
開会式では、「愛すれば平和が来る」というCGMサッカー大会の理念を再確認して皆の心を一つにし、各自の能力を精一杯発揮し、敵味方関係なく愛する平和サッカーを行うことを神様の前に宣言しました。
女性部門では、「位置が大事だ」というサブテーマの下でサッカークリニックと地域混合チームによる交流戦を行いました。
各チームでは試合終了ごとに振り返りを行いました。1試合目に失点したあるチームでは、それぞれがポジションを大きく超えて動いていたことを反省点として、自らの位置を守ることを意識して次の試合に臨んだところ、失点がなくなりパスもつながるようになりました。どのチームも回を重ねるごとに学びを得て、1試合目よりも2試合目、2試合目よりも3試合目と、大きく次元を上げた試合が繰り広げられました。
意識一つ、考え一つで、短期間でも一人一人が驚きの成長を遂げる時間となりました。
【男性試合について】
男性部門では、開会式から早速試合が行われました。出場チームは、広島、岡山、松山、徳島の4チームで、東京から九州まで全国からも多くの参加者が各チームに参加しました。
大会のテーマ「自ら行い、新しく変化」をどのチームも意識し、1試合目よりも2試合目へとそれぞれのチームが試合ごとに次元を上げ、お互いの健闘を称え合いながら、8人制の総当たり戦を行いました。
その後の3,4位決定戦では広島と松山が試合をし、広島が1点リードしている中、松山が試合終了間際に追いつき、PK戦が行われ、松山が勝ちました。
最後の決勝戦では、岡山と徳島が試合をし、激しい攻守の入れ替わりで、お互いがゴール手前で防ぎきるシーソーゲームが繰り広げられ、PK戦にもつれ込むようになりました。
決勝のPK戦ではお互いのチームが神様を呼び、キーパー、キッカー共に主と一体になって行いました。試合に出場した全員が蹴るほど、両チーム最後まで諦めず、自らに向き合って成長する機会にしました。
結果、優勝したのは岡山チーム。閉会式の中で、「一番感謝して、一番平和にサッカーをするチームが優勝するようにしてくださいと祈ってきた。今回の大会でそれを最も実践していると感じたチームが優勝した」との総評がありました。
また、特に光を放って活躍した数名の選手にはMVP賞が贈られました。MVP選手のうち、初めてキーパーに挑戦し、PK戦で見事ボールをセーブした選手は、「自分の考えを空けて苦手な方向に飛んだ時にブロックできた」とコメントしました。
終始天候を守ってくださった神様に感謝し、互いの健闘をたたえ、大会を締めくくりました。
鄭明析牧師は、敵味方関係なく愛する精神、平和を成す精神を、サッカーを通してたくさん教えてくださいました。
CGMサッカー大会は、平和を成すことを核の理念として、これからも神様が喜ばれるサッカー文化を伝えていきます。








































