キリスト教福音宣教会|Christian Gospel Mission

World Cleanup Dayに参加して各地でゴミ拾い

2023年9月16日(土)はWorld Cleanup Dayでした。World Cleanup Dayとは、世界190カ国約2000万人の人たちが、地球を一斉にきれいにする日。世界のみんなと力を合わせて「地球をよくしよう」と国境を越え同じ目標に向かって行動する日です。2008年エストニアで9人から始まったこの活動が、現在では世界で約2000万人が参加するイベントとなりました。今年は、UN SDG ACTION AWARDS 2023(国連SDGアワード)にてMOBILIZE部門(動員部門)の最高賞にも選ばれた地球規模の環境活動です。

私たちはこの活動に賛同し、毎年9月にWorld Cleanup Dayに参加しています。今年も、全国14カ所で312人がゴミ拾いを実施しました。私たちは世界のみんなと一緒に地球をきれいにするこの活動が、日本にも世界にももっと広がっていくことを願っています。

CGMボランティア、キリスト教福音宣教会所属教会として以下の地域でゴミ拾いを実施しました。

福岡市中央区福浜海岸、岡山市北区西中山下公園、東広島市御薗宇地域センター周辺、神戸市中央区三宮、大阪市旭区淀川河川敷、大阪市北区扇町公園、名古屋市昭和区鶴舞公園、目黒区碑文谷、さいたま市浦和区さいたま市役所周辺、千葉市美浜区稲毛海浜公園、千葉市中央区千葉ポートパーク、千葉市中央区通町公園、南房総市タイマイ浜、宮城市青葉区仙台トラストシティ周辺

2023年9月18日 CGM茨城県高萩市にて被災地支援

2023年9月8日の台風13号の影響により6県(福島県、茨城県、埼玉県、千葉県、神奈川県、静岡県)で被害が発生し、床上浸水や床下浸水など合わせて2000棟以上の住宅被害が発生しました。

全国社会福祉協議会からの呼びかけに応じ、CGMボランティアは9月18日、茨城県高萩市で被災地支援活動を行いました。

高萩市では、2軒の住宅の復興支援に取り組みました。1軒目の住宅の方の話では、住宅地のすぐ横を流れる関根川が増水し、泥水が町中に溢れ、家の中にまで浸水してきたとのことです。65年この場所に住んでいて、こんなことは初めて経験したとおっしゃっていました。庭に置いていた車も水害に合い3台廃車することになったとのことです。

私たちが作業したのは、台風発生から1週間ほど経過していた段階で、目に見える部分の泥だしなどは終わり、住居の縁側に入り込んだ泥土を撤去したり、排水溝にたまっていた泥を掻き出したりする作業をしました。

2軒目では、浸水被害によって、部屋の中の使えなくなってしまった物の片づけや整理整頓のお手伝いをしました。お一人で作業されていたので、大きな家具を動かしたり、災害により大量に発生したゴミの分別などをしたりさせて頂きました。 様々な被害で辛い状況の中でも、復興に向けて前向きに取り組んでいらっしゃる地域の方々の姿が印象的で、共に作業しながらこちらが力を受けることもありました。お一人で復興作業をされている方はとても大変そうでしたが、共に作業をすることで、少しでもお力になることができ、心に寄り添って安心して頂ける機会にもなることを感じました。今後もできる限りの支援をしていきたいと考えています。