20241123 CGMサッカー関東大会(女性・マスターズ)
2024年11月23日(土)さいたま市の大宮けんぽグラウンドにて「第13回CGMサッカー関東大会」の男性マスターズ・女性・キッズ大会を開催しました。素晴らしい天候のもと、今大会は韓国、台湾、モンゴルからも参加し、約900人が参加し熱戦を繰り広げました。
キリスト教福音宣教会の宮内と、韓国ゲストからの開会の挨拶にて、CGMサッカーのテーマ「愛すれば平和がくる」という精神について話し、参加者全員が、この大会を通して自分自身を「平和を作りだせる人」として磨くこと、サッカーを通して平和な世界を作っていこうという思いを一つにして大会をスタートしました。
男性マスターズは、ソサイチルールの8人制ルールにて実施しました。久しぶりにサッカーをする方から日々サッカーを営む方まで幅広く参加しましたが、全選手が最後まで笑顔で走り切る姿が印象的でした。お子さんたちが応援する姿も目立ち、一層選手たちが張り切る姿も見られました。
試合結果は、ファミリアが優勝、2位はVisionとなりました。またノーファウルで最後まで平和なプレイを実践したTokyo Blazeに平和賞が送られました。
女性大会は海外からの2チームを含んだ過去最多の20チームが参加しました。今大会も技量に合わせた2リーグに分かれてリーグ戦と順位決定戦を開催しました。海外チームを応援する応援団も自然に発生し、大声援で力を与える姿に、「愛すれば平和が来る」味方を褒める肯定的な声、そして男性たちも入り混じっての大応援団の声援も後押しになり、自信と笑顔をもってプレーしていた様子が印象的でした。
試合結果ですが、平和リーグでは、前回準優勝だった名古屋から参加したCARATが見事初優勝を手にしました。準優勝は初めて決勝進出したshionチーム。愛リーグでは、高校生が躍動したダンデライオンJrが優勝、クルーズNewが準優勝となりました。
キッズコートでは、小学生以下の子供たち100人余りが参加しサッカーの試合やレクリエーションに参加しました。
未就学の子供たちは様々に体を動かすレクリエーションを楽しみ、所狭しと笑顔で走り回っていました。サッカーでは学年に分かれてゲームを行いました。お互いを褒めあう言葉がコートの至る所で聞こえ、仲間も相手をもリスペクトする姿を、神様もきっと喜ばれているだろうなと感じるひと時でした。
そして大会のフィナーレを飾る日本代表と海外代表との女性のエキシビジョンマッチが行われました。大会の全ての参加者の応援を背に受けて、両チーム最後までゴールを奪い合う白熱した展開になりました。全員が全員を熱く応援し、励まし、会場の全員が笑顔で過ごしたこのフィナーレは、愛することで世界平和が実現する、ということを一層確信する時間となりました。
今大会の海外招聘体験により、来年以降は一層国際的な大会を目指していきたいとスタッフ一同、新しいビジョンを描いています。 来年もCGMではサッカーをはじめとした、各種スポーツ大会を各地で開催していきますのでよろしくお願い致します。
20241012CGMサッカー関東大会(男性)
2024年10月12日(土)大宮けんぽグラウンドにて「第12回CGMサッカー関東大会」が開催されました。
今回は関東地方以外に仙台、静岡、名古屋などからもチームが参加し、総勢600人を超える参加者が集結しました。
そして、韓国からもチームを招待し、CGMサッカー大会史上初となる国際大会となりました。
当日は爽やかな秋晴れとなり、青空の下での開催となりました。
開会式では、中学生の選手が初めての司会を務め、選手としてのみならず大会運営にも尽力する姿が印象的でした。
大会委員長より、CGMサッカーの目的は「平和」であることを再確認しつつ、味方・相手・審判が一つとなり和睦を成して、皆で作る大会にしたいという思いと、笑顔を忘れずに相手に力を与えるという思いでするプレーを期待しているという激励のメッセージが送られました。
今大会は全23チームが出場し、レベル別に平和リーグ(中上級)、愛リーグ(初級)の二つのリーグに分かれました。各リーグで予選を行なった後に、順位決定戦を行いました。
平和リーグの優勝はLUX SC チーム1、準優勝はTokyo Blaze愛リーグの優勝はFC MINE、準優勝はVISON 三鷹でした。
上位リーグで見事優勝したLUX SC チーム1は、ユニホームが真っ黒になるほど最後まで諦めずに走り続け、勝利をつかみました。
LUX SC チーム1は、愛と平和を成すためには、まずは自分自身も仲間も、家族や兄弟のように愛することが大切だと考え「マイファミリー」というテーマを掲げて大会に臨んでいました。
キャプテンの西村選手によると、チーム構成としては社会人が多いため、全員で直接集まる時間がなかなか持てなかったそうです。しかし、朝や夜の時間を有効活用しミーティングを重ね、キャプテン自らメンバー一人一人と対話をし、「マイファミリー」としてお互いの思いを分かち合って準備してきたそうです。
学生時代からサッカー経験のある西村選手は、平和サッカーに出会いご自身の変化も感じていました。「これまでは勝敗重視のサッカーを経験してきたが、平和サッカーは『味方』『相手』『審判』この三つのチームで力を合わせてプレーしているという認識を持つようになり、神様の願われているプレーを実践したいと思うようになった。平和サッカーを体現するための挑戦をする中で、グラウンドだけでなく日常生活の考え方も変化した」と話してくれました。
他にも、名古屋のFC Gloryの井上選手がキャプテンをサポートする立場としてされていたのが印象的でした。
FC Gloryは、温厚な性格の選手が多く、受け身になっていたことから「強い精神を持って攻めの姿勢を持つこと」をテーマに掲げていました。
井上選手は「テーマを踏まえて、メンバーそれぞれが自分の役割を明確にして、プレーできるように意識して声をかけている。自身としてもチームをまとめる経験を通して自分が挑戦する機会になっている。
これまでは目立たないポジションでプレーすることが多かったが、今大会でチームをまとめる位置で自分の個性が生かされるところに置かれた時に新しい自分に出会うことができると感じた。牧師先生は『サッカーを通して人生の生き方を学びなさい』と教えてくださる。
サッカーの技術を得るという表面的なことではなく、生活の中でも続けて成長できるエッセンスがたくさん詰まっている平和サッカーだと感じる」とご自身の変化も感じながら平和サッカーへの思いを語ってくれました。
また、最も平和サッカーを体現したチームとして平和リーグではWingsアルパとLove&Peace、愛リーグではVISION府中&相模大野とフォルティスΩの4チームに平和賞が贈られました。
プレー中に相手チームの選手とぶつかってしまった際、相手の手を取り、体を起こしてあげながら自己紹介をしてお互いを尊重し合う姿もありました。このような実践が見ている人の心をつかみ、神様も喜ばれていたのではないかと感じます。
そして今大会のけが人は、大会史上最も少ない人数でした。
選手、審判、大会運営スタッフ、応援の皆さんが、相手、味方関係なくお互いを思いやり、称賛し、認め合う姿がとても輝いていて、大会に関わるすべての方々の平和に対する思いが現れた大会となりました。
今後もCGMでは、身体の傷も心の傷も生まない、思いやりのあるフェアプレーで行う平和サッカーを通して、この地に愛と平和を実現することを目指し活動していきます。