20241130 CGMバレーボール関西大会
2024年11月30日、兵庫県西宮市にある浜甲子園体育館でCGMバレーボール関西大会(女性の部)を開催しました。今回は午前中、2時間のみのコンパクトな大会となりました。
地域チームとして大阪2チーム(LLC PEACE、ONE VC)、神戸1チーム(HEARTS KOBE)が参加し、加えてあと1チームは地域を超えた混合チーム(KANSAI SENBATSU)を結成し、計4チーム(スタッフ含め総勢67人が参加)でリーグ戦を行い、順位を決定しました。
開会式では、チョン・ミョンソク牧師が教えてくださった説教の中から、「人は心で生きていく。心を治め、磨きなさい」の内容をもとに大会委員長が挨拶をしました。
「心を治め、良い声掛けをすること」「心配せず、疑わずに神様に委ねること」「良くない考えを自らすぐに断ち切ること」「心を尽くし、大胆にプレーすること」「柔和な心で行うこと」など、心に関する具体的なメッセージを聞き、実際のプレーに活かして戦おうと皆が心を新たにして試合に入りました。
初戦から緊迫し熱のこもった試合展開が続きました。優勝したKANSAI SENBATSUと3位になったLLC PEACEの試合、同じくKANSAI SENBATSUと2位になったONE VCの試合はいずれもデュースにもつれ込む大接戦となりました。プレッシャーの掛かる展開の中で、選手たちは心を治め、強くする実践をしました。また、今大会では勝利を得られなかったHEARTS KOBEは、最後まで諦めずに1点を取るたびに大きく喜びを表現しました。
大会後の選手コメントをいくつか紹介します。
「精神で勝ち切れたことが良かった」「短い時間だったが、たくさんの悟りがあり心・考え・精神が磨かれた」「ボールをつなげようというテーマを皆が意識したからこそ、長いラリーも多く、得点できた時は本当にうれしかったし、負けた試合も最後まで諦めず1点差まで詰められたのが良かった」「チームの一人一人がボールに向かう精神が実践に表れていて、失敗したとしてもそれが良い失敗、次につながる失敗だったことに力を受けた!」など、精神的な収穫を実感した選手が多く見られました。
今年2024年の関西大会はこれで締めくくりますが、大会という交流の場を通して多くの成長が見られました。特に大阪、京都、神戸から集まる参加者たちは、普段から親しい仲間が多い中でも、スポーツ大会を通して真剣に勝利を目指し、互いに切磋琢磨(せっさたくま)し、鍛錬する機会となりました。
来年も続けてより大きく開催しながら、普段教会で学んだことを体で実践し、さらに多くの実を実らせるCGMスポーツ大会にしていきたいと思います。
20241116 CGMバレーボール中四国大会
2024年11月16日、広島市にある南区スポーツセンターでCGMバレーボール中四国大会を開催しました。
岡山、広島、愛媛、徳島から男性5チーム、女性4チームが参加し、選手、スタッフ、応援などを合わせて100人ほどが集まりました。
今回の大会でも「愛すれば平和が来る」というメインテーマのもと、それぞれのチームが準備し大会に臨みました。
開会式では、「自分を愛するように隣人を愛そう」という聖書の言葉のとおりに、互いを尊重し平和を成していこうというメッセージを確認し、活気に満ちあふれる大会となるよう心を新たにしました。
試合は男女とも総当たり戦を行い、総当たり戦の勝ち点に従って女性は順位決定戦、男性は決勝戦に進むという方式で行いました。
総当たり戦の段階から、逆転に逆転を重ねるような手に汗握る展開や、長いラリーの末に得点を決めるなど、白熱した試合が続きました。
特に女性は13歳~60歳まで、男性も10代~50代と幅広い年齢層の方々が、共にコートに立って一つのチームとして戦いました。世代を超えて味のあるプレーを通してお互いをいっそう尊敬し合う機会となりました。また、子どもたちは、ボールをつなぐ練習をし試合に臨みましたが、お互いに位置を確認し合いながら、共に行うバレーの楽しさを実感する大会となりました。
女性は接戦によりわずかな得点差で徳島の1LIMと広島のPeaceStarが決勝に進み、PeaceStarが優勝の栄冠を手にしました。PeaceStarは、山口や鳥取など遠方在住のため練習に十分に参加できないメンバーも、近くの公園で個人練習をするなど、各自の持ち場で最大限準備して大会に臨みました。本番では、「ボールを命と捉えて絶対に落とさないバレー」、「自分の力が足りない時は味方を信頼し頼る勇気を持つ」という二つを目標として掲げ、目標どおりのバレーができたと語ってくれました。各自が個性に合ったポジションについて実力を存分に発揮できたことも加わり、勝利を呼び寄せることができたのではないかと語ってくれました。
男性は、広島PeaceStarが実力を均等に分け2チームを編成して大会に参加し、広島チーム同士の決勝戦となりました。一つになり互いを支えるというチームの目標を掲げ、連動する動きの練習を重ねたことが功を奏し、自分たちらしいプレーができたと誇らしげにしていました。
負けたチームも、それぞれ今後の課題が見えたといった声も聞かれました。
男性はボールの威力が強く、サーブやスパイクをカットすることは簡単ではありません。しかし挑戦し続ければだんだんとボールが取れるようになり、恐れずに挑戦する姿勢が大事であることを学びました。また強いボールほどリラックスしたらうまく取れるように、大変な時こそ落ち着いて対処することの重要性も感じられました。このように得点につながらずに苦労したことを通しても、プレーを積み重ねるプロセスの中に多くの学びがあったとの声が数多くありました。
男性の決勝戦ではチームの垣根を超えて応援し、選手だけでなく参加したすべての人たちが一つになって、互いを励まし、応援し合う時間となりました。
今大会はIPVA(国際平和バレーボール協会)の活動の一環でもあり、IPVAの世界共通のメダルを準備しました。
他にも審査員特別賞やMIP(Most impressive Player)といった賞も設けられ各チーム満遍なくメダルが行き渡ることとなりました。
また、メダルを逃したチームにも、ボールなどの賞品が贈られることとなり、勝ったチームの選手からも負けたチームの選手からもさらなる高みを目指して鍛錬し、次回のバレーボール大会でぜひ会いましょう! といった声が数多く聞かれました。
審判や運営スタッフ、メディカルスタッフもそれぞれの役割を話し合いながら互いに協力することによって、けが人もなく、大会を問題なく安全に終えることができました。
サッカー大会と合わせて、味の違うバレーボール大会を通しても互いの親睦を深め、いっそう平和を成し遂げていけるよう、スタッフ、選手、参加者一同、力を尽くして参ります。