広島 原爆投下から79年 平和の祈り
広島に原爆が投下されてから79年になる2024年8月6日。
広島市の平和記念公園では、朝早くから多くの人々が訪れ、祈りを捧げ、夜は、死者の魂を弔って灯篭が水面に放たれました。
Lord peace church(広島主平和教会)では、平和記念公園に集まり、心を合わせて平和のための祈りを捧げました。
『「敵をも愛しなさい」というイエス様の御言葉を私は実践した。
戦場で敵が銃口を向けた時に、「愛しなさい」という神様の声を聞いて行なったことで、敵も自分も助かった。
戦争で一番悟ったことは命の価値と霊魂の救いだ』。
ベトナム戦争に2度参戦した創設者から、「愛すれば平和が来る」と学んだ御言葉を胸に抱き祈りました。
「核爆弾により亡くなった14万人の霊魂に癒しと平安がありますように」
「多くの人が涙した心と、神様が涙を流された心が癒されますように」
「戦争や紛争、貧困、世界で起こっている問題が一刻も早く解決されますように」
続けて、真心を込めて世界の平和のために祈ります。
『最後に、兄弟たちよ。いつも喜びなさい。全き者となりなさい。互に励まし合いなさい。思いを一つにしなさい。平和に過ごしなさい。そうすれば、愛と平和の神があなたがたと共にいて下さるであろう。』
コリント人への第二の手紙13章11節
Lord Peace Church主催 第20回 ハチロク ピースイベント
2024年8月4日 第20回 ハチロク*ピースイベント は、
2月にオープンした「恒久平和と、夢や希望を持って明るい未来へ羽ばたく」との願いが込められている エディオン ピースウイング スタジアム にて開催しました。
*ハチロク(8月6日)は、世界平和を祈る日として広島市が制定した「平和記念日」
イベントには、世代と国を超えて約50名が参加し「平和」について考える貴重な機会となりました。
第1部は、4名が「Share Your Hope ~あなたが大切にしているもの、願い、希望を世界中に共有しよう~」というテーマで話しました。
① イギリス、ドイツに滞在するゲストスピーカー2名による講演
② ブルキナファソで人権擁護活動をし、現在、日本で平和学を研究している留学生より平和への願い
③ 牧師による平和メッセージ
① 講演では、広島及び、国境を越えた平和活動の実体験を踏まえて「広島と平和・各国の価値観・命の貴重さ」が伝えられ、平和のために自分も何かできることはないかと考える時間となりました。
② ブルキナファソの留学生は、自国で起こっている深刻な紛争問題の現状を話し、自国の平和を切実に願う心で訴えました。絶望的な状況に対し、帰国後はNGO団体を設立し、平和のために尽力したい!と希望を共有しました。
③ 学生時代より難民支援、人道支援に携わってきた伊藤牧師は、年々増え続ける難民の現状について話し、「難民の問題も、あらゆる分野の解決策をもってしても解くことができない。改善の希望が見えない状況だ。Conflict(争い/紛争/相容れない状態)を解く希望があるとするならば、それは「愛」だ。人間の愛であり、神様の愛だ。愛することで平和すなわち平安がなされる。それが私たちの希望だ。」と伝えました。
『世界が平和になるためには、まず<自分>の中に平和/平安を生み出すことが大切だ』
―このメッセージは、イベント全体を通して参加者の心に強く響きました。
第2部のグループトークでは、「もっと視野を広げ、この地でできることを始めたい」「自分自身と自分のまわりから平安で満たされるようにしていきたい」といった一人ひとりの思いをシェアしました。
ピースアクションで集めた“願い”と、今回のイベントで決心した“平和への想い”が、広島から広がっていくことを願っています。
ピースメッセージ(”大切にしているもの””願い””希望”)
広島平和記念日に全国から平和のメッセージを集めたリレー動画を公開
キリスト教福音宣教会(Christian Gospel Mission)広島主平和教会は平和の祭典である東京2020オリンピック競技大会が開催される今年、全国から平和に関するメッセージの動画をつなぎ合わせた約50名によるリレー動画を制作し8月6日の広島平和記念日に公開しました。映像はキリスト教福音宣教会公式HPやFacebookに掲載しています。
キリスト教福音宣教会ではこれまでも平和を伝える活動としてバルーンアート、バレーボール大会、ピースメッセージ展などを8月に開催してきました。東京2020オリンピック競技大会が開催される今年は新型コロナウイルス感染症の影響もあり7月4日から7月24日にかけて全国から平和に関するメッセージを映像で集め、リレー形式でつなぐこととしました。「コロナ禍による分断の中、お互いを思いやる愛の心を全国から集め平和を成していきたい。」と願い、平和の日に平和の象徴となる地で折り鶴が集まり千羽鶴になるように思いが一つになるイベントとして企画しました。
動画概要
映像①:折り紙を受け取る→平和メッセージを書く→リレーを繋ぐように別の折り紙を渡す。
映像②:折り鶴を作る
映像③:折り鶴を飛ばす
各自で撮影した上記の映像をつなぎ合わせ、最後は平和記念公園に折り鶴を届ける様子で終わっています。
東日本大震災10年にあたり復興を祈るオンラインイベントを開催しました
キリスト教福音宣教会は東日本大震災から10年にあたる2021年3月11日に、東北と日本の復興のために祈りを捧げる集いを持ちました。
当宣教会は、東北にゆかりのある会員を中心に1年前から毎日欠かすことなく祈りを捧げ続けています。
さらに2ヶ月に1度の頻度で、定期的にオンライン上で顔を合わせ心を分かち合い祈るイベントも開催しています。
震災からちょうど10年にあたる今年は115名がオンラインで一堂に会しました。
牧師から「日本と東北に注がれる神様の愛を深く考える機会にしよう」というメッセージも伝えられ心を合わせて祈りました。
キリスト教福音宣教会は、東北が震災の痛みから立ち上がることができるよう、そして日本全体の復興のために引き続き真心をこめて祈り続けます。